業境問題というか、なんというか!

金曜日の夕方から今朝にかけて、松山市は大雨にみまわれ、ようよう今朝は静かになりました。

 

なにせ、昨日一昨日と猛烈な雨で一日中雨音が響いていましたから・・・・・

 

今朝、事務所から外を見ると、西には分厚い雲があり、まだまだ安心はできないのですが、一時の平穏でないことを祈るばかりです。

 

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さて、最近は雇用保険の電子申請アドバイザー業務で、会社訪問をさせていただく日もあるわけですが、その時に少し気になるのが業境問題・・・・

 

私:「労働保険の年度更新なども、電子申請を使えば簡単にできますよ」

 

企:「ああ、それについては税理士さんにお願いしてやってもらってるんですよ」

 

私:「ああ、そうなんですね~・・・・・(~_~;)」

 

とまあ、なんじゃそりゃ~ということは結構あるわけで・・・

 

(税理士バッジです)

 

その他には、社会保険の算定基礎届や、社会保険や雇用保険の資格取得・喪失、労働保険の年度更新など、ほぼ社労士業務を全てやっている税理士さんもいるわけで、・・・・

 

もしかして、社労士登録もしてるのだけど、事業主さんが、それをよく理解していないだけかもしれませんが・・・

 

ええ、もちろん、私のお客さまにもいますよ。

私は、「社労士業務については全て私の方に変えてもらえませんか?」とお願いしたのですが、税理士さんの報酬が少なくなってしまうという理由で断られたりもしました。

 

税理士さんも、必死でしょうが、こっちも必死・・・ではないかもしれないけど必死です(笑)

 

他にも、社労士と行政書士の間でも業境問題は良く起こりますね。

 

私はそもそも、介護事業所の設置届は行政書士がするものだと思っていましたが、そうではないらしい・・・「このないらしい」というのがミソで、私は未だに良く分かっていません。

 

私も介護職員の処遇改善加算の申請等は関わりますが、事業所の設置となると、はっきりいって良く分かっていないし、自信がないわけで・・・・

 

実は介護事業所にいた当時、行政書士さんに新しくできる介護事業所の設置の申請をしてもらったことがあります。

 

とまあ、このように面倒な士業の業境問題。

こんなことでもめる原因のおおもとは、仕事を細分化しすぎ、それぞれを別々の士業を作って運用したことなんでしょうね。

 

欧米には弁護士とアカウンタント(会計士)しかいないというけど、日本には・・・・

弁護士、公認会計士はもとより、税理士、弁理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、土地家屋調査士、海事代理士、不動産鑑定士・・・・

 

とまあ、細分化されており、これが大きな原因なんですよ・・・・なんて、今さら言ったところでどうにもなるわけでもなし!

 

ぐちっててもしょうがないので、ボチボチ今日の業務でも始めます・・・