情に訴えねば人は動かじ・・・

大河ドラマ「いだてん」の視聴率が低いことが話題になっているそうです。

第6話で10%を気って以来、ずっと10%をきっているのだとか・・・

 

私も大河ドラマはずっとファンで、昨年までは毎週のようにいていましたが、今年は基本見ていません。

 

まあ、私が見ないのは、いだてんの副題「東京オリンピック噺」というのが大嫌いだから・・・・

感情です。

とにかく「東京」と言うのが嫌いなんです。

 

少し見たときもあるのですが、やはり面白くなかったというのもあります。

 

しかし、世の中の人がみんな私と同じく「東京」に嫌悪感を持っているわけではなく、その反対の人のほうが多いのだと思います。

 

もしかしたら、深層心理では、なんでもかんでも東京が持っていくことに対する不満があるのかもしれませんが・・・・

 

まあ、とにかく視聴率が低いことに間違いはありません。

 

そして、その理由がいくつか考えられているそうですが、私が納得できる一番の理由が「感情に訴えていないこと」です。

 

所詮人間は感情の動物です。

理論的な結論より感情で納得できる結論が好きです。(それが正しいということではありません)

 

主人公の感情に自分を重ねて物語りにのめり込むことで、面白かったと思えるのです。

 

大河ドラマ大好き人間の私でも、いだてんは見るに値しないドラマです・・・・

 

もう何十年前だったか、茨城に住んでいる時に、水戸徳川家出身の徳川慶喜が大河ドラマの主人公になったことがあります。

そのときはTシャツまで買っちゃいました。

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私の仕事もおんなじです。

相手は人間の感情です。

法律一辺倒では人間は納得しません。

 

なぜ、そうしないといけないか納得できないといけないわけです。

そうすることでみんなが喜ぶ、やる気が出る、・・・等々、感情に訴える必要があります。

 

そして、ごく一部の秀才を相手にしていてはいけないのです。

平凡な、普通の人を相手にするのです。

 

私のように平凡な普通の人のだから、その気持ちが分かるんだと思っています。