泣くのが嫌なら、さあ、歩け・・・・

ご存じ、ドラマ「水戸黄門」の主題歌の一節です。

 

昨日も自分の足で、一歩一歩道を踏みしめてきました。

 

行き先は高縄山。

車で山頂まで行けるのですが、道は細いし、第一、それでは面白くもなんともないので麓から登る人も多い山です。

前回も書きましたが、北条地方の院内口から登るのが一般的ですが、私は、より人の居ない幸次ケ峠から登りました。

 

車は、その少し下にある集落の来訪者用駐車スペースに置きました。

 

時刻は朝の7時半。

車を停めたところから幸次ケ峠までは徒歩10分ほど。

途中養鶏所があり、そこの駐車スペースに車を停めれば、そこからは徒歩2分といったところ。

幸次ケ峠から石ヶ峠までは4.6km。

途中にある、この長尾ノ坂は、本当に・・・・長い!

この一ノ平の看板が見えた時は、「やった~~、少し休める!」と思ったのですが、平らなところはほとんどなくて・・・・

二ノ平の看板が見えた時は、「あやしい」と思ったら・・・・やっぱり平らなところはまったく無くて・・・

三ノ平の看板が見えても、もう無反応。

やっぱり平らなところは無くて・・・・

この真ん中の階段があるところから舗装路に降りてきました。

ここが石ケ峠です。

 

県道178号が通っており、左は松山方面に、右は北条方面に降りることができます。

そして、背面に高縄山にのぼる車道が続いており、ここを歩きます。

途中、河野川源流の石碑が。

奥に源流と思しき場所がありました。

石ヶ峠から徒歩で10から15分。

高縄山の駐車場に到着。

車は5台ほどありました。

 

トイレが立派です。

高縄山山頂です。

ここまで車で来ることもできます。

駐車スペースは3台ほどですが。

 

ここには見るべきものはありません。

高縄寺の裏手にある松です。

千手観音に見立てた千手の松。

 

確かに神々しく感じました。

行きはよいよい、帰りは恐い。

両脚のモモの付け根や、膝の裏が痛くなってきており、帰路はかなり辛かったです。

 

でも、泣いてもしょうがないのでとにかく歩きました。

 

それでも途中、大月山にも寄り道して、さらに痛くなった脚を引きづりながら、なんとか歩きました。

 

13時半、なんとか車の場所までたどり着き、この日は帰宅しました。

 

高縄山で数名の人影は見ましたが、あとは大月山の山頂に一人だけ。

 

コロナ感染リスクは低かったと思います。

 

コロナ禍で泣きたくなるようなGW。

泣くのは嫌なので、歩くしかありません。

 

あと何カ月続くのか分からない出口の見えないトンネル。

 

でも、泣くのが嫌なら歩くしかありません。