少子化対策の焦点・・・ずれてないでしょうか??

寒い日が続きます。

 

日曜日まで暖かかったので、今週に入って真冬に戻ったようですし、また季節風が強くていっそう寒さ感を増長させています。

 

今朝も朝から季節風が吹く寒い朝です。

 

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昨日から就業規則の全面チェックをしていますが、なかなか骨が折れ、夕方には頭が膨満感になって仕事を切り上げています。

 

今日もその続きをしますが、なんとか今日終わらせられれば良いのですが・・・・

 

一番面倒なのが、育児・介護休業規程。

今日はそこがメインになります。

 

先日届いた労働新聞を見ると、またまた育児・介護休業法の改正を検討しているとか。

 

以前、テレビを見ていて、あるコメンテータの方が言っていたことが気になっています。

 

「今検討されている少子化対策って、生まれた子供に対してする対策しか出てこないけど、もっと大切なことは、出生率を上げる対策。そこが何も出てこないのが気になる。」とのこと。

 

確かに、そもそも今は生涯未婚率が男性で28.3%、女性で17.8%もあります。

 

日本では結婚しないと子供を産んではいけないという価値観の国ですから、結婚しないと子供はほぼ生まれません。

 

大切なのは、いかに結婚したいと思えるようにするかという政策です。

 

あるいは、婚外出生するとか母子家庭になるとかになっても貧困に陥ることが無いような制度を充実させることも出生率アップに少しは貢献するかもしれませんが・・・・・

 

究極的には、結婚しようがしまいが、子供を産んで育てたいという気持ちを後押しする政策が必要です。

 

一番大きい原因と思うのが教育費。

膨大に掛かります。

 

大学卒業まで教育費を無料にするだけでも、かなり違うことになってくると思います。

 

子供を作らずに夫婦二人だけで生きていくなら、細々とやっていけば何とかなるでしょうが、子供がいれば、もう破綻するというのが目に見えると子供は産めません。

 

そして、だったら結婚すること自体をやめておこうと考える人が多くなっているのも仕方のないことだと思います。

 

それとも、独りでいるのが気楽で良いと考えている人が多くなってきているのかもしれません。

 

子供は社会の宝。国の宝。

このままだと日本はいずれ滅びます。