雇う側と雇われる側!!

昨日の介護事業所での話。

 

介護事業所では「看護師さんが不足しているので、誰か良い人はいないでしょうか?」とお願いされた時に出た話しです。

 

それが、雇う側と雇われる側の職業観の差が大きな業種があるという話です。

 

例えば、動物病院。

 

雇う側はほぼ間違いなく獣医師さん。

で、雇われる側は、大きな動物病院なら獣医師も雇いますが、多くは動物看護師とトリマーです。

 

まだ、例の獣医学部の話はくすぶっていますが、そっちはさておき・・・

 

獣医になるには、獣医学部や獣医学科で6年間の過程を修了し、獣医師国家試験に合格しないといけません。

つまり、長い年月と、学費と、そして・・・猛勉強が必要です。

 

獣医学部の偏差値もほとんどが60以上。

けっこう勉強しないと入れないです。

 

あと、私立だと学費が年間200万円から300万円。・・・・私の場合は、まず無理!!

それだけの投資をして獣医になるのですから、獣医師さんは意識高い系です。

 

一方、動物看護師さんは、専門学校はあるものの、特に難しいわけではなく、民間の資格もあるものの、これも同じく難しくは無く・・・・なにより、どっちも絶対条件でもなく・・・・

 

単に、動物が・・・いや、「小さな犬やネコが可愛いので、好きなので動物病院に勤めてみたい」なんていう人がまあまあいるし、人手不足もあり雇われることもあるようです。

つまり、意識低い系です。

 

ここで、この雇う側と雇われる側の職業観の差というか、仕事に対する姿勢の差というか・・・

そういうもののギャップはかなり大きいということが分かります。

 

獣医師さんは、大きな動物病院に勤めて、けっこう滅私奉公のようなことをしたあとに自分の病院を持つと言うのがパターンのようで、自分が雇った動物看護師さんには、働きやすい環境を与えようとするわけです。

 

そして、それが裏目に出たりする。

 

まず、いろんな研修にも行かせてあげて、能力をアップさせようとする獣医さんに対し、そこまでスキルアップする気もない、そこまで期待されても困ると思う動物看護師さん。

 

勤務時代に貯めた貯蓄と大きな借金をして動物病院を開業し、大きなリスクを背負った経営者としての獣医師さんと、リスクをとるなんて考えもしない動物看護師さん。

 

過去に獣医学部に入るための猛勉強をした努力をおしまない獣医師さんと、ほとんど勉強らしい勉強もしたことのない動物看護師さん。

・・・もちろん、猛勉強した動物看護師さんもいるでしょうが、それはごく少数ということで!

 

動物病院の仕事は大変です。

動物だって、生き物ですから必要な場合は手術もするし、血も飛び散るし・・・

 

人間と違ってじっとしていてはくれません。

大型犬などは、押さえつけるのも一苦労でしょう!

そんな大変な仕事を続けられる動物看護師さんは、それなりに使命を感じている、その仕事に誇りを持てる人で無いと勤まりませんし、そんな人はなかなか少ないというのは簡単に想像できます。

 

はい、これらの雇われる側と雇われない側の大きなギャップ。

私がお世話している動物病院も、動物看護師さんの雇用に苦労されています。

「もう、誰も雇わないぞ~!」なんて宣言した獣医さんもします。

 

両者の歩み寄りをどうやってなすか・・・それが問題です・・・

 

2018年 社労士制度50周年