日本の外食は安いのだろう?!

ここ、愛媛県松山市は全国的に見ても物価が安いと言われていますが、しばらく住んでいると、その辺がどうなのかは麻痺して良く分からないところもあります。

 

たまに、テレビで欧州の外食の料金の話が出たりするのを見ると、結構値段が高いんですよね。

 

NETでブログなどを見てみても1食2000円以上は普通だし、その値段に比べて料理は肉をただ焼いただけのモノ、野菜をただ茹でただけのモノ・・・・等々!

 

日本がおかしいのかヨーロッパがおかしいのか、良く分かりませんが・・・

 

ただ、考えてみると、先進国の中で日本というのは20年もデフレが続いた珍しい国なわけで、世界で物価が上がっている中、日本はずっと物価が横ばいか、やや下がっているということも関係するんだと思います。

 

確かに私が学生時代と今と30年も時は過ぎているのに同じ値段って・・・・、おかしいんですよね?

 

松山市はサービス業の街で学生の街なので、飲食店は学生のアルバイトでもっているようなところもあります。

 

学生のアルバイト代は最低賃金+数十円。

今は最低賃金が739円なので、740円という時給も珍しくはありません。

 

こういった時給で人件費を賄っているから飲食代が安くて済むのか・・・

 

例えば、このうどん。

卵と鶏の揚げ物を付けて600円程度。

ここのアルバイトは学生というより主婦層が多いようですが・・・・

 

 

回転ずしにいたっては、平日一皿90円。

 

私は5皿程度しか食べないので450円+消費税。しかも頻繁に一皿サービスのチケットをもらえるので、6皿食べても同じにできます。

 

5皿+アサリの味噌汁というパターンが多いかもしれませんが・・・

 

もちろん、写真では1貫食べた後ですが、普通のネタは一皿2貫。

 

これだけ食べると、ちょうど食べ過ぎにならない程度で良い感じになります。

 

日本は「アルコール飲み放題」という変わったサービス形態もあり、海外からみると信じられないようなものだとか・・・

 

 

これらが日本の最低賃金を押し下げているのか、はたまた、物やサービスが安くて高品質な日本は素晴らしいのか、良く分かりません。

 

昔は、・・・・あ、今も「良いものをより安く!」というのが日本の価値観だと思うのですが、良いものは高いのが当たり前という感覚にならないと、この状態はずっと続くような気もします。

 

最低賃金を全国の加重平均で1000円以上にすれば、はたしてデフレから脱却して、新たな経済になるのか?

 

今の愛媛県の咲いて賃金+数十円で時給800円。

週40時間、年間52週働いたとして、年収1,664,000円。

時給1,000円なら、2,080,000円。

 

たぶんフルタイムで働いて年収200万円って、ワーキングプアですよね!

 

今日は知り合いのお店で、安くておいしい定食を頂く予定です。

安いのはありがたいことですが、本当にそれでいいのかと心配でもあります!!