またまた東京医科サマ大学の入試問題ですが・・・
まあ、私は権力が嫌いなので政府の方針うんぬんするのは嫌なのですが、しかし・・・・
今の政府の方針は
1.女性活躍社会
2.働き方改革
これらは、全国民を上げて取り組む問題のはずです。
しかし、東京医科サマ大学は、恣意的に女子受験者を合格しにくいように入試の点数を操作していました。
その理由が、「女性は妊娠出産があるので、アクティビティーが低い・・・」
「長時間労働を避けて、残業の少ない診療科を選ぶ傾向がある・・・」だって・・・?
そりゃ~、医師に限らず、すべての労働者の問題ではないかい。
だから、どうしたら女性が働きやすい職場環境にできるのか・・・・・。どうしたら、妊娠・出産・育児休業をとりながら、その後も元の通り職場復帰して働ける環境を整えられるかを模索してるんでしょうが!
いったい医学会は何を考えているのか?
頭が良いなら、そっちの方を考えんかい!!
いかん、・・・・ヒートアップしてしまいました。
医科サマ大学の入試の話に戻ります。
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これが、普通の学部学科ならまだいいのです。
(少し罪は軽いという意味です)
というのは、医学科、歯学科、獣医学科、薬学科などは、その学科を卒業することが、その職業に就くための国家試験の受験資格になっているからです。
かつ、その学科に入ることで、大半の卒業生はその職業に就けているわけです。
入学と就職が非常に密接な関係にあるわけです。
つまり、職業選択の自由を妨げているとも言えるのではないかと思います。
ちょっと、大きな話にしたので他の例を出します。
法科大学院というのがあります。
法曹(判事、検事、弁護士)の要請学校です。
文字通り、ここに入学する学生の目的は法曹になることです。
しかし、法科大学院の卒業生の司法試験の合格率は2017年度の試験で22.51%だそうです。
一番合格率の高い京都大学法科大学院でも50.00%。
つまり、法科大学院を卒業しても5人中4人は司法試験に合格しません。
法科大学院に入学しても法曹になれる人の方が少ないのです!!
もちろん、受験は3回できますから、一概に5人中4人が司法試験に合格しないとは言い切れませんが・・・・
それに対して医師国家試験の合格率は毎年90%程度あります。
つまり、医師になろうと思えば医学科に入学することが絶対条件であり、そこさえクリアすればだいたい医師になれるということを、合格率は示していると思います。
だから、医学科の入学試験で恣意的に入学試験の点数を操作することは、職業選択の自由を奪っている可能性があると言えるのではないかと思います。
本当に腹立たしい。
私は特に何も関係ないのですが、腹立たしい・・・

気分を落ち着かせるために、松山城の夜景でも・・・・
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