両立支援コーディネーター・・・・・

両立支援コーディネーター

 

子育てと仕事の両立支援、介護と仕事の両立支援は昔携わったことがあるのですが、今回は・・・・

 

「治療と仕事の両立支援」です。

 

8月辺りからそこそこの時間をかけてオンラインで研修を受けて修了しました。

 

日本人が一生のうちにがんに罹患する確率は50%を超えているそうですが、癌にかかっても生活のためには仕事を続けないといけないというのが実態です。

 

幸いにして、日本には高額療養費制度というのがあって、所得に応じて一定額以上の医療費を負担しなくてもよくなっていますが、それでも、そこそこの医療費は毎月生じるわけで・・・・

 

例えば、報酬月額が27万円以上51万5千円未満の場合、次の計算式で計算されます。

 

80,100円+(総医療費※1-267,000円)×1%

 

総医療費というのは1カ月の保険医療費の総額です。

 

また、3カ月以上高額療養費の支給を受けた場合は4カ月目からは44,400円に下がります。

 

つまり、ずっと高額療養費のお世話になりながら生活をする場合、毎月44,400円が治療のために必要となり、給与収入の月額が27万円から50万円の人にとっては無視できない負担と言えると思います。

 

もちろん、一定の条件をクリアすれば障害年金が支給されるものもあり、障害年金を貰いながら仕事をするということもあるとは思います。

 

例えば人工透析治療をしながら仕事をするなどです。

 

私の周りにも、治療をしながら仕事を続けている方はいらっしゃいますし、見んさまの周りにもいると思います。

 

超高齢化社会を迎えて、ますます多くなってくるのではないかと思います。