人事制度導入で、なぜ業績がアップするのか?
3月2日に放送された「シニア応援番組(ますあつ)」の動画がアップされていたので、今回は、「人を育てる人事制度」の説明をしたいと思っています。
なんといっても、「人を育てる人事制度」が従来の人事制度と何が違うのかって、・・・・・
やっぱり、その制度の目的が違います。
従来の人事制度は、社員の能力や勤務態度、成果を評価し、評価した結果を昇給や賞与に反映することが目的です。
良い結果を出した社員とそうでない社員を明確にし、相応の待遇を賃金で表そうというのが従来の人事制度です。
それに対し、「人を育てる人事制度」は、社員の能力や勤務態度、成果を評価し、評価した結果を昇給や賞与に反映することは一緒なのですが、評価が悪い社員を良い評価にもっていくようにすることに主眼があります。
つまり「人を育てる」ことです。
大企業の場合は、評価の悪い社員は切り捨てればよいのですが、中小企業は少ない社員数で事業をしているので切る捨てるわけにはいきません。
教育をして評価を上げられるようにして、全社一丸となって頑張らないといけません。
そのために、良い評価になる着眼点を明確にすることが大切です。
そして、良い評価となる着眼点は、「その行動をとってもらうことが利益に繋がる」というものにしないといけません。
ここが一番大切なところです。
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