またも快挙!
ノーベル化学賞・・・・・・
京都大学理事の北川進さんが受賞しました。
狙った物質を内部にとじ込められる「金属有機構造体(MOF)」の研究が、脱炭素や有害物の除去など幅広い産業の発展に寄与することが評価されたとのことです。
オーストラリアのメルボルン大学のリチャード・ロブソン氏、米カリフォルニア大学バークレー校のオマー・ヤギー氏の3人の共同受賞だそうです。
いやはやなんとも素晴らしい。
私も、一応応用科学分野をほんの少し勉強した人間ですが、・・・・
今でも糖類(グルコース、マンノース、ガラクトースなど)の構造式は覚えています。
他にもアデノシン三リン酸(ATP)が、リン酸基を切り離していくことでアデノシン二リン酸(ADP)、アデノシン一リン酸(AMP)と変化すること、・・・・
デオキシリボ核酸(DNA)とリボ核酸(RNA)の違いや、リボースやデオキシリボースについている四つの塩基など、・・・・
ああ、・・・・覚えているって言っても、正確に言うと基本骨格をおぼろげに覚えているという程度です。
こういった分子の構造式だって、昔の科学者たちが理論と実験を積み重ねて発見したもので、それを現代人はパソコンやスマホを使って誰でも知ることができる・・・・
もちろん、基礎から積み重ねて学んだ知識と、パソコンやスマホで検索してきた情報を見て得た知識とでは雲泥の差があるとは思います。
例えば、ベンゼン環は二重結合と単結合が3つずつ交互に合わさっているのですが、それがどういった作用をするのかといったことなど、・・・・
トリニトロトルエン(爆薬の代名詞のようなもの)は何故爆発性があるかなど、・・・・
構造式を見れば、有機化学を少し勉強した人には分るでしょうけど、本当の意味で分かるには、もっと根本から勉強した人にしか分からないと思います。
パソコンやスマホの検索で得た知識は、表面上の知識であり、表面上の知識だと、その知識を生かすことはできないのでしょう、たぶん。
学生時代、応用化学の一つである農芸化学を学んだ私は、今では労働・社会保険諸法令の専門家と言われている社会保険労務士。
実務と研修などで得られる勉強は、パソコンやスマホで検索した知識とは比べ物にならないほど深いものです。
そして、得られた知識を生かせるのはどちらかというと、明白だと思います。
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さて、・・・・・今日の午後は大切なクライアント先を訪問してきます。
気持ちを入れて・・・・ガンバろうか・・・
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